じょにぃぶろぐ

こんにちは、じょにぃです。 IT企業の管理職をする傍ら、2005年から投資をしています。2019年から本格的にYouTubeに動画配信をはじめました。マーケットの振り返りや主要ニュースの解説、投資のTipsなどをお届けしています。その他、F1、ガジェット、ゲーム、旅行など、好きなもの、好きなことをお話しています。

【初心者向け】IPO記念 ウェルスナビのロボアドバイザー解説

初心者はポートフォリオや資産運用について学ぶことができるが、自分で運用できるなら1%の手数料は高すぎる

総合評価

ウェルスナビを1つの投資信託のように評価したいと思う。結論から言うと、個人で運用ができるようなら利用する理由はない。個人で運用ができるというのは、ポートフォリオを決めて、適正な商品を選定し、適度にリバランスをかけるという行為を実施できるかということ

この一連の流れを学ぶことができるのがウェルスナビのロボアドバイザー。もちろんほったらかし投資という意味で利用するだけでも良いが、彼らのすごいところは、その手法(アルゴリズム)を公開しているという点にある。

ウェルスナビの資産運用アルゴリズム

このアルゴリズムについては、過去に動画で解説しています。


ウェルスナビの資産運用を解説, 同じ資産運用を個人でもできる?

最初にお話したように、個人で運用ができるようなら手数料の高さから利用する理由はない。一方で、手間を全部なくしてしまいたいというようであれば、運用をウェルスナビにお願いしちゃっても良い。ただし、理解しておかないといけないのは、長期投資においては、株式100%と比べるとパフォーマンスが落ちる可能性が高いということ。これはウェルスナビのポートフォリオの組み方が、積極的にリスクを下げるような手法をとっていて、当たり前のようにリターンも下がる。これについては、動画でもお話しているように、レイ・ダリオが示すような低リスク商品はレバレッジをかけることで解決できる可能性もあるが、これはウェルスナビの範囲ではない。

また、投資の初心者はウェルスナビが何をやっているかをホワイトペーパーなどから学ぶことができるので、小額で利用しながら資産クラスとポートフォリオの決め方、各資産クラスごとの商品選定、リバランスなどを自分の目で確認するのも良いかもしれない。

個人的には、2018年までに1年近く利用したが、自分で運用したほうがパフォーマンスが高いと判断し、ウェルスナビでの運用は停止して出金しました。

サステナビリティ評価

東証マザーズ上場を果たして資金調達も行い、事業展開をしていくと思われる。よくわからない運用会社の投資信託とはわけが違う。ウェルスナビで働く友人もいて、その友人もとっても優秀だったので、長期投資という観点でもウェルスナビは10年20年後もおそらく?問題ないだろう。 

インデックス評価

主要な投資先は、米国ETFとなる。VTIは国内では楽天全米株式として超人気投資信託だ。VEAを国内で利用している人は少ないと思うが、日欧株投資ETFVWO新興国投資では代表的ETFeMAXIS SlimSBI新興国ファンドを概ね同じパフォーマンス。AGG米国債券で米国株式、世界株式との相関係数がマイナスとなっていて、効率的にリスク軽減に貢献している。GLDは金ETFで債券同様にリスク軽減でポートフォリオに組み入れられていると思われる。IYRは米国不動産ETFだったかな。 一覧にするとこうだ。

 

Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF

Vanguard Developed Markets Index Fund ETF

Vanguard Emerging Markets Stock Index Fund

iShares Core US Aggregate Bond ETF

iShares TIPS Bond ETF

SPDR Gold Shares

iShares US Real Estate ETF

ティッカー

VTI

VEA

VWO

AGG

TIP

GLD

IYR

運用会社

バンガード

バンガード

バンガード

ブラックロック

ブラックロック

ステートストリート

ブラックロック

純資産($)

1.04 T

132.03 B

94.64 B

84.82 B

26.28 B

70.27 B

5.45 B

経費率(%)

0.03

0.05

0.10

0.04

0.19

0.40

0.42

トータルリターン(%/年)

19.10

7.88

16.42

3.55

10.01

20.23

-11.79

(2020年12月29日現在)

 投資信託の選定を行う場合、ベンチマーク、運営会社、純資産、経費率を主にチェックするわけだが、ウェルスナビは同じような条件をもとにこれらETFを選定している。国内ではVEATIPIYRは馴染みがないが、純資産を見れば納得。

リスク許容度が高い場合は、TIPは利用されない。リスク許容度1から5まで変えると、ETFの割合が変わる。個人的には、リスク軽減のためにAGGやGLDが組み込まれて、結果として単純に株式投資をしてるのよりもパフォーマンスが低くなる。この点は、低リスク商品をレバレッジするとかのオプションがあってもよかったと思う。

コスト評価

1つ1つのETFの経費率はとても低いものが選定されているのですが、ウェルスナビとしては1%という手数料が設定されている。資産運用のアルゴリズムの作成・修正や実際の運用にかかるコストになっていると思われる。1000万で運用した場合、年間10万円。個人で運用したとしても、年数回のリバランスとかで済むことを考えれば、高いと思います。結果として、期待利回り6%の全世界株式よりも期待利回りが低いウェルスナビのポートフォリオからさらに1%分取られてしまうので、痛い。 

 

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